各医療方法の治療範囲

医療方法には治療できるものとできないものがあると知っていますか?

 

一つの医療方法にこだわり本来は治療に適さない医療方法を選んでいるために、いつまでも改善が見られずに苦しんでいる方を多く見受けられます。

 

一つの医療方法で「病気ではない」と言われたばかりに、自覚症状が強いにも関わらず治療されずにおられる方もいます。

 

他の医療方法では「病気」なのに、「精神的なもの」と言われ「心の病気」と言うことにされてしまっている方も多いようです。

この世に医療方法は一つではありません。

 

それらの治療範囲を把握しないことは「医療ネグレクト」につながります。

 

 例えば西洋医学の治療範囲に入らない病気を無理に西洋医学で治そうとするのは、治療を受けていないのと一緒です。

 

ぜひ各医療方法の特徴と治療範囲を把握して適切な治療法を選んでください。


すべての人が西洋医療の検査を受けた場合のデータです

(東洋医学系の書籍に多く見られる記述です)

 

①全体の2割=「病気」

自覚症状のあるなしにかかわらず、検査数値に異常がみられるか

医師の診察で「病気」と診断された

 

②全体の6割=東洋医学でいう「未病」

自覚症状があるけれど、検査数値に異常が見られないために 病気ではないと診断される

 

③全体の2割=「健康」

自覚症状がなく、検査数値にも異常がない

 

これらを踏まえ各医療方法の治療範囲は以下の通りになります

 

西洋医療 → ①「病気」のみ

東洋医療 → ①「病気」②「未病」③「健康」すべて

ホメオパシー → ①「病気」② 「未病」

メディカルアロマセラピー → ①「病気」②「未病」③「健康」

 

※③「健康」な人の治療とは「予防」を意味します 

 

西洋医療で治療対象外の症状(②「未病」)を無理に治療してもらおうとすると、

症状を止めるだけで根本治療にならない「対症療法」をされるか、

「精神的な病気」と言うことにされます。

 

これらは根本的な治療ではないために

症状が進みいつか西洋医療の治療対象=病気となる可能性があります。

 

病気になったとしても「原因不明で治療できない」

「原因がわかっていても治療方法が確立されていない」と言う病気は無数にあり、

治療できるとされているのは100種類程度とされているそうです。


つまり西洋医療の治療範囲に入っても治療できるとは限りません。 
出来る限り「未病」のうちに治療した方がいいと私は思います。
「未病」を適切な方法で治療しないことは
「医療ネグレクト」に当たると私は思います。

 

「病気」となる前に他の医療方法で治療できる可能性があります。

少なくとも苦しい症状をそのままにしておく必要はどこにもないのです。

 

今一度あなたの症状に適した医療方法はどれかご検討下さい。

治療には「検査」「治療」「学習」「体質改善」「生活改善」

の5つが必要だと私は考えます。

「治療の5段階」をご参照ください。

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