Wish
これらの文章を私の両親が読んだ時には
どうか、自分達を責めないで欲しいと私は願っている。
先天的な病気や発達障害、痛みだらけの体、うまくいかない人生。
きっといろんなことをお見通しだとは思うが、
ここ数年で私自身気がついたものもあり、
両親には言わないでいることもある。
父と母が読んだとしたら親としての自分を責めるのではないかと、
今、親になった私は思う。
でも、どうか、そんなことは考えないで欲しい。
むしろ、こんな風に生まれ、心配ばかりかけてごめんなさいと、
私は謝らなければならないと思っているのだから。
きっと両親だってこの世に赤ん坊として生まれたときには、
こんな子どもを持つ親になろうとして成長したわけではないだろう。
本当に申し訳ない。
また、上記とは別になるがスピリチャル的な見方をすれば
「その人は生まれる前に大まかな人生を決めて生まれてくる」らしい。
つまり両親はこんなしょうも無い子どもを持つ人生を選んでくれたのだ。
とてもありがたいと思う。
ごめんなさい。そして、ありがとう。
つきなみな言葉しか出てこない。
どうか自分達を責めないでください。
私には懺悔と感謝しかありません。