統合失調症・精神疾患へのホリスティック医療ケア 1 分析

2016.7 ブログ掲載

 

統合失調症が「精神科医のゴミだめ」と言われているのをご存知でしょうか?

なんだか良く判らない状態だと、とりあえず統合失調症と診断されるのだそうです。


先日統合失調症患者による痛ましい事件が起きました。
配慮のためか「精神疾患」と表現している場合もあります。

いずれにしても痛ましい事件です。
被害に遭われた方は本当にお気の毒だと思います。

けれど、こういう事件を耳にするたびに、
私は別の意味でも胸が痛むのです。

どうして、「犯人」となってしまった人を誰も助けられなかったのだろう?と。

このニュースを目にして、
「自分もそうなってしまうのではないか?」と恐怖を感じている方がいらっしゃるのではないかと思い、
緊急に記事を書きました。

何故なら私にも精神疾患を患っていた頃に、そういう恐怖感があったからです。


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統合失調症は治るのか?

統合失調症が治るかどうかは判りません。
多分、医師にもわからないでしょう。
「一生薬を飲み続けなければいけない病気」と言う人もいるでしょう。

他の精神疾患、
例えばうつ病、恐怖症、かい離、パニック障害、離人症、パーソナリティ障害などでお悩みの方も多く、
一生このままなのかとあきらめている方もいらっしゃるかもしれません。

一つだけ、確実に判る事があります。

それは、本人があきらめてしまったら、
治す気が無ければ絶対に治る可能性は無いという事です。


何故なら自分を変えられるのは自分だけ。
自分を助けられるのも最終的には自分だけだからです。


統合失調症に限らず、西洋医学で治せないとされている病気でも、
西洋医学の治療で改善が見られない場合でも、
どうか、この世にある医療方法は西洋医学だけではないと気づいてください。

今は、ご自分を西洋医学と言う視点からだけでしか見ていないのです。
他の角度からの可能性を捨てないでください。

この世に命を得たあなたの人生を諦めないでください。

けれど、私がご相談の中で別な治療法をご提案すると
「そんなことまでして治したくない」
「金が無いから無理」」
「治る保証があるならやる」
等と言う方もいます。

また、「困っているから何とかして」とおっしゃっていたはずのご家族も、
「○○だからそれは無理」
「本人が頑張るのが第一でしょう」
など、協力を回避する場合もあります。

今まで一人で何とか出来ないから、もうずっと悩んでいたはずなのに、です。

もし、これをお読みの統合失調症はじめ精神疾患の方が改善策を求めてこの記事をお読みなら、
今一度ご自分に問いかけてみてください。

本気で自分を助ける気があるのか?

ご家族がご病気当事者に困らされているとしたら、
その困っているご自分を助けるのは、やはりご自分自身です。

自分の困りごとをご病気の当事者に丸投げするのではなく、
「当事者の方に協力すること=ご自分を助ける事」だと認識してください。

Terraは精神疾患に限らず、
本気で自分を何とかしたいとお考えの方のためのお店です。

治療方法の選択も実践も自己責任でやってくださいと言う厳しい選択を迫る店です。

助けてほしいだけ、慰めてほしいだけならうちは向いていません。

治るという保証が無くても、藁にも縋る気持ちで何かしようという気があるのか?
今一度よくお考えください。


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統合失調症と言う病気

西洋医学でも原因は良く判っていないようです。
脳が変質しているという説もあれば、
それは薬の副作用だとする説もあります。

症状が多岐にわたり、特定が難しい当たり、
「良く判らないから統合失調症にする」と言う説に頷けます。

・誤診の可能性

神経発達症(発達障害)が統合失調症と誤診されることが多いそうです。

何故そういう事が起こるかと言うと、
同じ精神科の医師でも、医科大学で学ぶ時に病気ごとに専門と言うのがあり、
それ以外は良く判らないからだそうです。

神経発達症の有名な医師でもADHDには詳しいけど他は判らないという人も多いとか。
なので、良く判らない物は統合失調症などとされる可能性も高いようです。

神経発達症で有名な医師長沼睦雄氏は元々別な科の医師で後から精神科医になられました。
故にどんなものでも貪欲に学んだため広い範囲の病気について診断されます。

HSPや解離性障害、愛着障害、スピリチュアル現象なども扱われます。
また、むやみに薬を出さない方です。

長沼医師は9月から個人病院を開業されます。
十勝むつみのクリニック
詳しくはHPをご覧ください。


・HSP+内在性かい離

HSPの「人にはわからない物が判る」などの特徴は
幻聴、幻覚、妄想等と言う事も出来ます。

更にHSPは過敏なために「内在性かい離」と言う、
「解離性同一性障害(DID)」の一歩手前の状態になっている方が多く、
HSPと内在性かい離の症状が重なると、
統合失調症の症状にも似ています。

内在性かい離については、
精神科医 小栗康平著「症例X」をお読みください。

私の経験ですと、HSPのほとんどの方に内在性かい離があるのではないかと思います。

また、HSPのかい離については現代社会の環境も関係していると思います。
本日配信のWeb雑誌Trinityの記事をご参照ください。

「HSPの現代での役割―わたもりのHSP講座」
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・エネルギーの不安定さ

「氣」やオーラ、エネルギーなどと言われる目に見えない物の影響を私達は常に受けています。
判ってもわからなくても、信じても信じなくても、現実的にあります。

私の経験から言うと、エネルギーの強過ぎる人は躁うつ病などになりやすく、
自他の境界が薄い人はエネルギーを取られやすく鬱やかい離などになり、
他者からの影響を受けやすい人はパニック障害などになりやすいです。

統合失調症の陰性症状はエネルギー低下時の症状と似ています。

いずれにしてもエネルギーを安定させる必要があります。


・霊的現象

これを原因だと疑うのは、私の場合は身体、心から検討し、最後にしています。
安直に霊的現象だとすると、大事な可能性を見落とす場合があるからです。

ですが、現実的にこの可能性はあります。
単純にお祓いすればいいというものではなく、
本人や周囲に霊的影響を受けやすくする要因があるという事です。
祟りとかじゃなくて、「身体や心に付け入りやすい何かがある」という事です。


・夢解析での解析

夢解析には「統合失調症」「統合失調症患者」「精神障害」と言う項目があります。

「統合失調症」
・自分の成長から逃れる事
・混乱、迷い、歩いまわる方が責任を取るより楽だと考える
・バランスがとれず、身体の内外の機能がうまく働かない
・個人的な能力の受け取りを拒否する

「統合失調症の患者」
・生きようと決めた責任を拒絶する事

「精神障害」
・現実とかかわりを持たない事


・身心医療からの見立て

心が身体に与える影響について分析する身心医療の見立てです
統合失調症他精神疾患は全て「精神病」で解析します。

リズ・ブルボー氏は多くの精神病患者を診た経験からこう記しています。

「自分自身とコンタクトが取れなくなった人に起こる病気。

異性の親に対する憎しみを持っている場合が多い。
親から自分を認めてもらえない為に本当の自分とは違う人間になろうとしたために、
本当の自分自身とコンタクトが取れなくなった。

他人の援助を受けようとしないのは、自分がみじめになったのは他人のせい、
自分とは性の異なる異なる他人のせいたちだと考えるから」

私は親にそのままを受け入れてもらえない原因として、
神経発達症やHSPなど「普通」とは違う性質を持っていた場合、
親が「そのままでは子どもが困るだろう」と、
子どもを「普通にしようとして」育てたと考えられると思います。

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ここまでは統合失調症や他の精神疾患の別な視点から見た可能性をお伝えいたしました。

実際Terraにいらっしゃるクライアント様の例から私が知ったことが多いです。
この視点からのアプローチで、実際に改善された方も少なくありません。

次回はこれらへの実際のアプローチ法、
「ホリスティックケア」についてお伝えいたします。

どうか、今一度ご自分に問いかけてください、
統合失調症や精神疾患を本気で治したいのか?
諦めるのか?


私の場合はあきらめが悪く色々悪あがきし、改善しました。
あなたはどうしたいですか?

統合失調症・精神疾患へのホリスティック医療ケア 2 対処法