私の過敏症との付き合い方 3

(「私の過敏症との付き合い方 2」からの続きです)

 

③リンの多い食品をできるだけ減らす

リンを多くとると血中カルシウム濃度が相対的に減り、
だるくなったりイライラしたりします。

カルシウムを補充しようとサプリメントをとることは肝臓を疲れさせます。
リンの多い食品とは、インスタント食品、
清涼飲料水、加工品、あと、甘いものも多いかな?

減らしたら私はかなり体がシャキッとしました。

また、スピリチュアル的な話になりますが、
人間の魂と言うのはへその下の丹田というところで、
小さな玉になっているそうですが、
リンを多くとったりするとそのバリヤーのようなものが薄くなり、
どんどん広がって体より大きなものになるそうです。
そうなると他者の「気」や感情、
エネルギーなどの影響を受けやすくなってしまします。
私は人酔いしやすかったのですが、
現在はかなり強くなりました。

④下半身を冷やさない

下半身を冷やすと血が上に上っていき、血流が悪くなります。
(ブログ2012、6、5掲載「冷え症です」参照)

ある鍼灸師の先生は自閉症で怒ってばかりいる子どもに、
内臓の極端な冷えのかたまりを感じて、
腹部を温め、

血流を良くする治療をしたところ穏やかになったそうです。

血流が悪くなると睡眠も充分にとれないため、
神経過敏になります。

⑤住む場所と仕事を選ぶ

人込みが嫌いで騒音や空気の悪さに弱く、
並ぶのがダメ(前後に人がいるのがダメ)な私は、
都会には住めそうもありません。

若いころ大都市に住んでいましたが、
しょっちゅう電池切れをおこし、
気が付くと「人間活動停止」していて、
日曜ごとに大きな公園でぼーっとしてチャージしていました。

エイレン・N・アーロン氏は著書の中で
HSPに向いている職業として芸術家をすすめているそうですが、
現実的ではないと思います。
芸術家という特殊な分野で稼げる人がどれだけいるでしょうか?
何せHSPは全人口の2割もいるんですよ。
芸術家だらけになります。

神経を使う仕事はどんどんと神経がとがっていきます。
体を動かす、もくもくとできる仕事が良いと思います。
体力が付くまでに少し時間がかかるかもしれませんが、
体力が付くと疲れにくくなります。

私は農業をすすめます。
最近は大規模な農業法人も増え、
パートやサラリーマン農家として働く人が増えています。

また農場はたいてい自然の中にあります。
北海道の畑作農家は冬期間休みですから休みも取れます。

(失業手当が付くところも)
このご時世でも常に人手不足で求人はいっぱいあります。

自然というデリケートなものを相手にするのは
HSPの本領発揮というところでしょう。
土を扱うのは癒しになるともいいます。
また、嫌でなければ動物を扱うのにはもっと向いています。
 (後日記:動物に「気」をとられやすい方、

元々のエネルギーの少ない方は、

動物を扱うと他者より疲れやすいため、向いていません。

動物に触れることで元気になる方はむいています)


 ただし、農業では薬品を多く使います。
それらに過敏でないかよく確認しましょう。
有機、または無農薬農家が良いかもしれません。

そのほかにも介護職・看護職も向いていると思いますが、
(介護対象者の気持ちに気づきやすい)
職員同士の人間関係は難しいと思います。

その他全体的な特徴から言うと、

「筋肉疲労」や「痛み」と言う「刺激」も

他者より感じやすいということを自覚しておくと良いかも知れません。

人より多く仕事をしようとしないなど工夫が必要です。

また、きちんと休みをとる必要もあります。


 
(「私の過敏症との付き合い方 4」に続く)